月経前緊張症(PMS:premenstrual syndrome)とは
月経前緊張症(PMS:premenstrual syndrome)とは、月経前症候群とも呼ばれています。月経が始まると症状は改善、消失するのが普通ですが、月経の7~14日ほど前から不快な症状が出現し月経開始とともに減少したり消えたりします。症状は様々であり、むくみ、頭痛、乳房の痛み、腰痛、食欲不振、倦怠感、抑うつなど、人によって異なります。
月経前になるとイライラする、気分が沈んでしまう、乳房にハリを感じる、顔や手足がむくむといった方も月経前緊張症の可能性があります。
月経前緊張症(PMS)を放置すると
八つ当たりしてしまったり、働いている人であれば仕事上のミスが増えたり、人間関係を悪化させるなど、社会的なマイナス面が出ることがあります。
イライラしている本人自身は症状に気づいておらず、周りが迷惑をこうむっているだけ、ということも珍しくありません。
治療について
カフェインやアルコール、塩分の取りすぎは月経前緊張症(PMS)を悪化させることが知られており、またストレスやビタミン不足も症状を悪化させることがあります。
漢方薬や低用量ピルなどで症状を改善できることが多いのでぜひご相談ください。